「得意」と「好き」は違っていい?
「得意」と「好き」は違う、違っていいんだって、本当にわかったのは、だいぶ大人になってからでした。
私は海外生活がながかった事もあり、英語と日本語のバイリンガルに育ちました。
でも、英語は実は大嫌いでした。英語を話せる、というだけでイジメられるからです。
超ジャパニーズな顔しているのに、日本に行けばアメリカ帰りの外人、海外でも当たり前だけど外人。
同級生には、「楽に英語が話せるようになっていいわね」とイヤミを言われ、
(バイリンガルの環境で育った人はわかると思いますが、全然楽なんかじゃねーよ!みんながヘラヘラ遊んでる間、こっちは補習校行って漢字の勉強して、平日は英語の勉強してんだよ!)
中学の英語の先生には目の敵にされ、意味不明な理由で授業中に罵倒されました。
反対に、そういう私の立場を理解し、授業中に絶対私を指さない英語の先生もいました。
前者の先生は、卒業してから数年後、釣り船の上で酔っぱらって海に落ちて亡くなったと聞きました。
私は、可哀想とも、ざまーみろとも、思いませんでした。その人に対する感情がなにもありませんでした。
後者の先生は、ご自分の立場を横に置いて、私を気遣ってくれた事に、今でも心から感謝しています。
同じ中学校の同じ英語の先生なのに、こうも違うのは、人間性の違いなのでしょうか。
お二人とも私の人格形成に関わってくれた事に、今は感謝しています。
こういう様々な理由で、私は長年英語を嫌っていました。
私が苦労したのを、英語のせいにしていました。
それでも、得意だったんです、英語が。だから、通訳や翻訳を仕事にしました。
単純にお金になるからです。
英語はお金になるんだから、使わなきゃ損、と思っていました。
でも、楽しくはなかった。
好きじゃないんだもん、楽しいわけがありません。
それに気づいたのは、私の場合、覚醒してからでした。
「得意だからって、仕事にする必要ないんだ!」って、初めて思いました。
ものすごく遅いですよね?w。でもそれが私のタイミングでした。
その時、私は決めました、「お金になるという理由だけで、英語の仕事は引き受けない」と。
それからすべての仕事をお断りしました。時給最低2500円は稼げる仕事を全部断りました。
だって、楽しそうじゃないんだもん。
お金に困ったらいつでも戻れる、という自信もあったのも事実です。
それなりの苦労をしたんだから、当然と言えば当然です。
そうしたら、英語は、「使いたい時にだけ使えばいいツール」になりました。
あれから3年、やっと、楽しいと思える英語のプロジェクトに出会いました!
正確に言うと、作りました、自分で。
それが、英語のスピリチュアル用語を紹介する「英語でなんて言うの?スピ用語集」です。
海外のスピ界にもどっぷり浸かっている私にならできる!と思ったら、英語なのにワクワクしました。
インスタで投稿しています。今日始めたばかりですが、よかったら、覗いてみて下さいね。
覚醒へと導きます🧡アセンションガイドYoshino(@yoshino_light)
今回は私個人の話になりましたが、みなさんにも、得意と好きが別のものって、ありませんか?
得意な事は辞めて、好きな事だけをしよう!などと言う気はまったくありません。
得意な事で生活できるのなら、それも素晴らしいと思います。
でももし、どうしてもやりたい事があって、でも得意な事が手放せないのなら、思い切って、どちらかを選んでみるのも、ありかもよ?というお話です。私も、思い切って一度全部手放したから、好きな部分だけが残った気がしています。後々、得意と好きがコラボしたら、最高ですね💛
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