闇と戦うと、あなたが〇〇になってしまうかもよ。というお話
闇と戦う!という意識は、闇にアクセスする、という事を意味します。
「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている」とは、ドイツの哲学者ニーチェの言葉。
闇と戦うと言って、闇意識にアクセスすると、あなたの中の闇もアクセスされ、増殖します。
それはあなたが望んでいることですか?
ニーチェはこうも言っています。
「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。」
闇が闇が~闇に光を当てるのよ~!と言っている人ほど、波動が低いと思った事ありませんか?
そりゃそうですよね。一日中、闇とむきあっていれば、同調するのは当たり前です。
誰の中にも、闇と光は存在します。
外に存在する闇と「戦う」より、あなたの中の闇と光の「統合」にフォーカスした方が、光は増殖し、それが世界に広まります。
答えは外には存在しません。あなたの中にだけ存在しているのです。
統合とは、すべてを良しと、愛すること。ジャッジしない事。良いも悪いもないのです。
自分の中の闇と光を統合させる陰陽統合は、自己統合には必要不可欠であり、
自己統合なしで、アセンションはできません。
自分が闇と化してしまったと気づいた人も、大丈夫。
外ではなく、自分の内の闇と向き合えば良いだけです。
闇は、自分の中の闇、そして光に気づかせてくれます。
それは、そもそも闇とは、光から生まれているからです。本質は光なのです。
自己統合が完了した時、見えてくるものがあります。
それは「高次元意識で見た時、闇など存在しない」という事です。
そのお話はまた今度。
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ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェ(1844年~1900年)『善悪の彼岸』146節
“Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster… for when you gaze long into the abyss. The abyss gazes also into you.”
「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。」
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